宮古島の北西5kmに位置する隆起サンゴで出来た伊良部島と下地島。宮古島とは一味違う絶景やユニークな場所が多く、とても良かったです。今回、実際に2つの島を一周してみて特に良いと思ったおすすめポイント7選をご紹介します。
1. 三角点
少し足元が悪く木々が生い茂る隙間を抜けると、地球を全身で感じる景色が待ち受けています。目の前には青い空、眼下に美しいサンゴ礁の海が広がり、遠くに見える水平線は丸く、海からの潮風に吹かれると、五感すべてが刺激されるような初めての感覚に陥ります。70メートルの断崖絶壁にあるので伊良部島の北海岸を一望できるのです。こんなにも高いところからでもウミガメやマンタの姿を見ることができるほど、透き通った海はいつまでも眺めていられます。
三角点での注意点
① 絶景ポイントまでの道はこのように木々が生い茂る隙間を進む必要があります。服装や靴には十分に注意しましょう。特にビーサンなどではなく靴を履いていく事をおすすめします。
② この場所は観光地ではなくあくまで測量の観測点地なので、駐車場はありません。他の車の邪魔にならないように駐車駐輪には十分注意しましょう。
③ 絶景のすぐ下は70mもの崖になっています。落ちないように十分に注意しましょう。
2. 伊良部大橋
2015年の1月31日に開通した、沖縄・宮古島と伊良部大橋を結ぶ「伊良部大橋」。無料で渡れる橋としては日本一長く、長さは3540m。サイクリングやドライブで通ると左右の青い海が圧巻です。
3. 白鳥岬
伊良部島より東シナ海の海原を見渡す事ができる公園。海岸沿いに遊歩道があり、東へ伸びる切り立った断崖や美しい海岸線を楽しむことができる。佐和田の浜を取り巻くリーフが白鳥岬海岸から始まっているため、干潟時の潮溜まりでは熱帯魚やカニ、ウニ等の観察も楽しめる。ゴツゴツした岩の先に信じられないくらい美しい海が広がり、他とは少し違うユニークな絶景でとても良かったです。
4. 通り池
通り池は2つの池が相接し、天然の橋によって通じている。東北側直径約55m、水深約25m。南西側直径約75m、水深約25mである。直径約10mの洞窟で海と通じており、両池は潮の干満で水深が変化する。その成因は鍾乳洞が崩落してできたと考えられている。また、本池には、昔、漁夫が海霊を釣り上げその罰として津波に襲われ、漁夫とその母子の屋敷跡が陥没して池になったという言伝えや、実子を継子と謝って池に突き落としたという伝説もある。神秘的でどこか異様な雰囲気の放つこの池は是非とも訪れてその空気を体感してみてください。
佐和田の浜
「日本の渚百選」にも選ばれた風光明媚な佐和田の浜と、「明和の大津波」などで打ち上げられたと伝わる三百余の岩魂、遠浅の海は亜熱帯の自然と珊瑚礁、黒潮が作り上げた天然の芸術品である。珊瑚は県内有数のもので、昔より優れた魚場として島の人々の生活を支えてきた。訪れた日も釣り人がいた。永遠に続いているかのような浅瀬に岩が点在していて、他とは違うユニークな絶景が広がる。
6. 17ENDビーチ
下地島空港の北に広がる美しすぎる絶景。車では通りぬけできないので、ここを爽快に走り抜けられるのは自転車で旅する人の特権です。伊良部島北側から下地島へ行くのに通り抜けるだけのつもりでしたが、あまりにも美しくて、つい立ち止まり写真を撮ってしまいました。観光地として有名ではないですが、是非訪れてみてください。本当に綺麗です。
7. ソラニワホテルアンドカフェ
ランチがリーズナブルで美味しい。「タコライス1080円」をいただきました。テラス席と2階席が選べて、2階席からは海を見ながら食事を楽しめます。サルサソースが少し辛めなので辛い物好きな私としては好みの味付けでした。サルサソースは小皿で別になっているので辛いのが苦手な方は量を調節してかけてください。フリーで出してくれるドリンクがさんぴん茶なのも沖縄を感じられて良かったです。
まとめ
今回、電動自転車で伊良部島と下地島を周遊しました。本島は珊瑚が隆起して出来た島という事で山もなく平地が続き、自転車でも十分回れる島でした。宮古島とはまた違う絶景やユニークな場所が多く、とても良かったです。宮古島旅行の際は是非足を伸ばしてみてください。
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